全固体電池におけるLiイオンのメソスケール挙動の解析的研究 (UMBLA)
研究代表者 |
齋藤 俊哉 トヨタ自動車株式会社, 電池研究部, グループマネージャー
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研究期間 (年度) |
2013 – 2014
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概要 | 本研究は、従来のリチウムイオン電池を大幅に超えるエネルギー容量が期待されている全固体電池を対象とし、動作中の電池内部でのリチウムイオン分布とその動的挙動をマイクロメータースケールで明らかにすることを目的とする。具体的には、日本側は試料としての全固体電池の作製と、試料表面付近のリチウムイオン分解析を分担し、スペイン側は試料深さ方向の解析を、ドイツ側は欧州の実験に用いる薄膜全固体電池の作製と実験結果を元にした計算モデルの構築を分担する。 日欧の研究チームが相互補完的に取り組むことにより、全固体電池の性能ボトルネックの理解と電池出力などの特性向上につながることが期待される。
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研究領域 | 効果的なエネルギー貯蔵と配分 |