津波の防護とリスクアセスメントに関する研究 (RAPSODI)
研究代表者 |
中村 由行 独立行政法人港湾空港技術研究所, 海洋・水工部, 研究主監
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研究期間 (年度) |
2013 – 2014
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概要 | 本研究は、津波による沿岸構造物の被災メカニズムを解明し、被害の減災手法を構築することを目的とする。具体的には、日本・欧州両国にて水理模型実験や数値計算による被災メカニズムの検討を行う。また特に日本側は、新たなハード対策の開発、構造物の対津波設計ガイドラインの作成および津波のリスクマネージメント手法の構築を担い、トルコ・ドイツ側は、構造物やその背後の地域の安全性に関する水理実験や計算・評価手法のとりまとめを行い、ノルウェー側は津波リスクアセスメント手法の構築を担う。 日欧の研究チームが相互補完的に取り組むことで、世界的に幅広く適用可能な、津波による被害リスク軽減手法を構築することが期待される。
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研究領域 | 災害に対する回復力 |