“フィールドミュージアム”構想によるアマゾンの生物多様性保全
体系的番号 |
JPMJSA1303 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSA1303 |
研究代表者 |
幸島 司郎 京都大学, 野生動物研究センター, 教授
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研究期間 (年度) |
2013 – 2018
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概要 | アマゾンの生態系を保全しつつ、持続可能な地域づくりにも貢献! ブラジル・マナウス近郊ではアマゾンの貴重な生態系が脅かされている。ここに自然観察研究施設と保護区からなる“フィールドミュージアムネットワーク”を整備し、バイオロギング*等日本の先端的技術を駆使した研究を進めて生態系を保全する方法を確立するとともに、エコツーリズムなどを通じた地域社会経済の持続的発展を図っていく。あわせて環境教育やエコツーリズムのプログラム開発や自立的運用のための組織整備を行う。 *生物に小型のカメラやセンサーを取りつけて行動や生態を調査する研究手法。フィールドミュージアムを核とする人と自然の共生モデル! フィールドミュージアムネットワークを整備することにより、貴重なアマゾンの自然を保全できるだけでなく、経済的にも持続可能な社会システムが構築できる。このモデルを他の熱帯諸国や都市化による自然破壊の問題を抱える他地域に展開すれば、世界の生態系・生物多様性保全に貢献できる。
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研究領域 | 環境・エネルギー(地球規模の環境課題) |