バングラデシュ国における高潮・洪水被害の防止軽減技術の研究開発
体系的番号 |
JPMJSA1307 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSA1307 |
研究代表者 |
中川 一 京都大学, 防災研究所流域災害研究センター, 教授
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研究期間 (年度) |
2013 – 2018
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概要 | 日本の科学技術で、洪水や高潮に伴う被害の防止・軽減策を検討 バングラデシュは洪水や高潮の被害が多く、それにより貧困が加速し、貧困が加速したところをさらに洪水や高潮が襲うという負のスパイラルに陥っている。被害防止・軽減策の改善が急務である。そこで、高潮・洪水ハザードマップの作成、河岸侵食や堤防決壊被害軽減策の提案、警報・避難システムの開発、洪水による有害物質の拡散被害予測と対策に取り組み、レジリエントな地域社会の構築を目指していく。 レジリエントな防災力を身につけ、被災と貧困のスパイラルから脱出! 本研究が進展すれば、行政は科学技術的根拠に基づく提言を施策や計画に反映できるようになる。高潮・洪水被害に関する調査・分析・予測能力が向上することにより、災害に対してレジリエントに対応できる地域防災力をもつ社会構築が望め、被災と貧困のスパイラルからの脱出が可能となる。
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研究領域 | 防災 |