インドネシアにおけるバイオマス廃棄物の流動接触分解ガス化・液体燃料生産モデルシステムの開発
体系的番号 |
JPMJSA1301 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSA1301 |
研究代表者 |
野田 玲治 群馬大学, 理工学研究院, 准教授
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研究期間 (年度) |
2013 – 2018
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概要 | 現地に適した技術で、廃棄物からバイオ燃料をつくりだせ! インドネシアでは、アブラヤシ搾油工場等で大量のバイオマス廃棄物が発生しているが、現地の経済的・技術的条件に適した、エネルギーへの変換プロセスがないため、その利用はわずか数%にとどまっている。本研究では、バイオマス廃棄物を、粘土を用いた流動接触分解法によってガス化するプロセスと、生成したガスからメタノール燃料を合成するプロセスを開発する。その実証プラントを設計・建設し、持続的なインドネシア適合型のバイオマス変換技術の確立に挑む。バイオマスのエネルギー変換技術が、アジアの社会の持続可能性を高める! このバイオマス変換技術がインドネシアに普及すれば、国内の雇用創出やアジア諸国への応用・先進国への技術還元等につながる。バイオマスエネルギーの利用を大きく前進させ、温暖化をもたらさない持続可能なエネルギーを供給するものとして、本研究は大きな可能性を秘めている。
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研究領域 | 環境・エネルギー(カーボンニュートラル) |