火山噴出物の放出に伴う災害の軽減に関する総合的研究
体系的番号 |
JPMJSA1306 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSA1306 |
研究代表者 |
井口 正人 京都大学, 防災研究所火山活動研究センター, 教授
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研究期間 (年度) |
2013 – 2018
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概要 | 異分野の研究者の協力により、総合的な火山警報システムを構築 127の活火山があるインドネシアは火山噴火に伴う複合的な土砂災害の危険性が高い。本研究では、火山噴火に伴う土石流・斜面崩壊、火山灰の拡散等の一連の災害を対象に、観測システムの構築、シミュレーションモデルの開発を行う。火山噴火早期警戒システム、統合GIS複合土砂災害シミュレータ、浮遊火山灰警戒システム等を構築し、これらを組み合わせた「複合土砂災害対策意思決定支援システム」の開発に挑む。 複合性の高い火山災害への対策の意思決定支援システムを整備 複合土砂災害対策意思決定支援システムが開発されれば、公的な防災担当機関に対して必要な情報を提供し、災害防止対策に活用していくことができる。ハザードマップの作成、一般向けの降灰予報や土砂災害情報の提供といった、国民への直接的な情報提供も期待できる。
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研究領域 | 防災 |