南部アフリカにおける気候予測モデルをもとにした感染症流行の早期警戒システムの構築
体系的番号 |
JPMJSA1309 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSA1309 |
研究代表者 |
皆川 昇 長崎大学, 熱帯医学研究所, 教授
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研究期間 (年度) |
2013 – 2014
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研究課題ステータス |
移管平成26年度(2014年度)をもってAMEDに移管
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概要 | 気候予測に基づいた感染症流行の早期警戒システムを構築する 貧困が顕著な南部アフリカでは、感染症の流行が人々の生活を脅かしているが、近年の気候変動の影響により、これまでと異なった地域や規模で感染症の流行が発生する危険性が高いことが考えられている。本研究では主に気候が流行発生に影響しているマラリア・肺炎・コレラ等の下痢症を対象に、気候変動予測モデルに様々な環境因子の影響を加味した感染症流行予測モデルを開発し、効果的な感染症対策実施のための早期警戒システムの構築を目指す。 将来的には南部アフリカ以外の地域でのシステム応用も! 早期警戒システムにより流行予測情報が行政機関に提供されることで、危険性の高い時期や地域への適切な予防措置(対策検討や医薬品・診断キットの準備の早期対応等)を通じて、罹患者数を減らすことができる。将来的には、南部アフリカ以外の地域での応用・展開も期待できる。
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研究領域 | 感染症 |