遺伝的改良と先端フィールド管理技術の活用によるラテンアメリカ型省資源稲作の開発と定着
体系的番号 |
JPMJSA1305 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSA1305 |
研究代表者 |
岡田 謙介 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授
|
研究期間 (年度) |
2013 – 2018
|
概要 | 不十分な灌漑基盤でも育つ新世代型のコメと、効果的な農法を開発 ラテンアメリカの稲作は、アジアとは異なり水田の灌漑基盤が不十分で、水や肥料の利用効率が低い。また田面の水深が一定せず雑草の抑制が困難で、除草剤の使い過ぎによる環境問題等で生産力も低下している。そこで、深根性の遺伝子を利用した高生産で節水・省資源な新世代型品種の開発と、先端のIT技術やセンシング技術を駆使した精密農法を組み合わせ、「ラテンアメリカ型節水省資源新稲作技術」の開発・普及に挑戦する。 コロンビア国内から、いずれは世界の食糧安全保障に貢献! 本研究が進めばコロンビア国内でのコメ増産と自給達成が期待でき、雇用拡大、地域農村社会の安定的発展、避難民の農村帰還にもつながる。またコメの新品種と省資源稲作技術がラテンアメリカ諸国やアフリカ等に普及すれば、地球規模の食料安全保障にも貢献できる。
|
研究領域 | 生物資源 |