体系的番号 |
JPMJSA1308 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSA1308 |
研究代表者 |
狩野 繁之 独立行政法人国立国際医療研究センター, その他部局等, その他
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研究期間 (年度) |
2013 – 2014
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研究課題ステータス |
移管平成26年度(2014年度)をもってAMEDに移管
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概要 | ラオスの人びとを脅かす寄生虫症の分子遺伝学的流行監視を実現! メコン河流域の薬剤耐性マラリアの出現と拡散が大きな問題となっている。またラオス国では、メコン住血吸虫症、タイ肝吸虫症の対策が遅れており、深刻な健康被害と経済的ダメージを与えている。本研究では、ラオスの若手研究者と共に、これら3つの重要寄生虫症の分子遺伝疫学研究を行うとともに、簡便・迅速で精度の高いLAMP診断法の開発を目指す。得られた科学的エビデンスに基づく効果的な疾患制御ポリシーを提案する。 寄生虫症の流行拡散制御はラオスとメコン流域国の開発へと繋がる 本研究成果で、マラリアや重要寄生虫症の新しい診断法が開発され、流行監視・疾患制御システムが確立されれば、ラオスおよび周辺メコン流域国の人びとの健康増進、同地域の食の安全につながる。さらには将来の水産業・観光業等の新産業の創出、経済開発にも大きな影響を与える。
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研究領域 | 感染症 |