研究代表者 |
上田 渉 北海道大学, 触媒化学研究センター, 教授
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研究期間 (年度) |
2013 – 2016
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概要 | 本研究は、バイオマス資源の効率的な利用を実現することを目的とし、複数の普遍元素(容易に入手可能な元素)を均一な構造に配置することにより、多機能の人工触媒を創出し、生物プロセスを超えた反応を達成することを目標とする。 具体的には、日本側は主に、反応ベースに触媒物質をデザインした多機能構造触媒物質の創出を目指す。EU側は設定したバイオマス触媒反応の機構を計算科学的方法や高度分析で解析し、普遍元素触媒作用の特徴を解明する。 双方の研究チームが相互補完的に取り組むことにより、普遍元素による多機能構造触媒が創出され、バイオマス反応を発展させることができ、石油資源から生物資源利用への変化に呼応した触媒元素利用シフトを導き、化学資源シフトを促進することが期待される。
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研究領域 | 希少元素代替材料 |