オオコウモリを対象とした生態学調査と狂犬病関連及びその他のウイルス感染症への関与
体系的番号 |
JPMJSA1410 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSA1410 |
研究代表者 |
本道 栄一 名古屋大学, 生命農学研究科, 教授
|
研究期間 (年度) |
2014
|
研究課題ステータス |
移管平成26年度(2014年度)をもってAMEDに移管
|
概要 | 近年、オオコウモリを自然宿主とするウイルス感染症が世界的な問題となっている。問題の所在は、オオコウモリが様々な病原性ウイルスを不顕性に持ち、地球規模の飛行能力を持つことである。本研究では、オオコウモリの持つ狂犬病関連ウイルスおよびその他のウイルス情報を網羅的に収集するとともに、保有するウイルスがどのように飛散し、また他の野生動物に感染するのかについて生態学的な側面から解析する。オオコウモリの生態は、目視と衛星による追跡で全貌を明らかにし、ウイルス情報の収集には、インドネシア共和国研究機関と共同で、世界最高速レベルのウイルス解析システムの構築を行う。両者により、オオコウモリ由来ウイルス感染症出現の防止に資する。
|
研究領域 | 感染症 |