1. 前のページに戻る

インドネシアにおける地熱発電の大幅促進を目指した蒸気スポット検出と持続的資源利用の技術開発

研究課題

国際的な科学技術共同研究などの推進 SATREPS

体系的番号 JPMJSA1401
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJSA1401

研究代表者

小池 克明  京都大学, 大学院工学研究科, 教授

研究期間 (年度) 2014 – 2019
概要発電に適した場所を効率的に見つけ、地熱資源の利用を促進する インドネシアは世界有数の地熱発電能力をもつ火山国である。出力や安定性等の面から、再生可能エネルギーのうち最も期待されているのが地熱であり、同国では今後大幅に発電量を増やすことが計画されている。しかし地熱発電に適した場所の特定には地下深部の掘削が必要であり、多大な費用を要する。そこで人工衛星によるリモートセンシング*や地形の分析による予測など、掘削によらない手法を統合して初期コストを削減し、地熱資源の利用を促進する。 *リモートセンシング...衛星や航空機にセンサーを搭載し、遠隔地から地表を撮影したり計測することで、さまざまなデータを得る手法。 地熱資源の活用を促進し、化石燃料への依存度を下げる 地熱発電コストを下げれば、地熱資源の利用は急増すると考えられる。本課題の成果は、活火山を有する各国に適用可能であり、メインとする電力供給源を化石燃料から地熱へとシフトさせることにつながる。つまり、二酸化炭素排出量の少ない社会の構築に貢献することが期待できる。
研究領域環境・エネルギー(カーボンニュートラル)

報告書

(3件)
  • 2019 事後評価書 ( PDF )   終了報告書 ( PDF )
  • 2017 中間評価書 ( PDF )

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst