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メコン川流域における肝吸虫患者のQOL維持とがん予防に資する革新的診断システムの開発と普及

研究課題

国際的な科学技術共同研究などの推進 国際科学技術共同研究推進事業 SICORP e-ASIA JRP

研究代表者

成松 久  独立行政法人産業技術総合研究所, 糖鎖創薬技術研究センター, 招聘研究員

研究期間 (年度) 2014
研究課題ステータス 移管平成26年度(2014年度)をもってAMEDに移管
概要本研究は、糖鎖科学に基づく診断薬開発プラットフォームを活用し、タイ・ラオスで1,000万人以上いるといわれる肝吸虫感染患者の胆管がんの発がん予防のための診断システムを共同開発し供給することを目的とする。 具体的には、タイおよびラオスの研究者が肝吸虫症コホート研究を実施、収集した当該患者試料を用い、日本において開発された胆管がんマーカーの有効性を検証する。 3カ国の研究チームが相互補完的に取り組むことで、肝吸虫感染症の予防や治療法の確立を目指し、ひいては患者のQOL維持、タイ・ラオスの医療費削減および社会発展が期待される。また本事業を通じ、先端研究分野である「糖鎖の医工学への利用」に関する概念・知識が現地に根付くことで、糖鎖医工学拠点としての真のパートナーシップ構築も期待される。
研究領域感染症

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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