半導体・金属複合ナノ構造のフェムト秒レーザーパルス照射によるプラズモン増強テラヘルツ波発生(FemtoTera)
研究代表者 |
迫田 和彰 独立行政法人物質・材料研究機構, 先端フォトニクス材料ユニット, ユニット長
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研究期間 (年度) |
2014 – 2016
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概要 | 本研究は、半導体と金属の複合ナノ構造を利用した、効率的なテラヘルツ電磁波の発生技術の開発することを目的とする。 具体的には、日本側は金属ナノ粒子のプラズモン共鳴などの電磁界解析、半導体ナノ構造の分光測定、および、非線形光学現象の評価を担当する。イタリア側は複合ナノ構造の創製技術の開発、電子状態の理論解析、および、超短レーザーパルスの発生とこれを利用した超高速分光研究を担当する。ハンガリー側はナノ構造の成長過程の理論解析を担当する。 日欧の研究チームが相互補完的に取り組むことにより、情報・通信、生体・医療、非破壊検査、保安検査、食品・農産品の品質管理などの分野における革新的な計測技術やイメージング技術の開発につながることが期待される。
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研究領域 | 光技術を用いたものづくり |