概要 | スクールソーシャルワーカー(SSWer)活用事業は2008年の開始から7年目を迎え、来年度からは子どもの貧困が深刻な社会問題となっていることを受けて、SSWerが増員される見込みである。一方で、SSWerの資格や業務は必ずしも標準化されておらず、事業計画を担う自治体の判断やSSWer個々人の資質に委ねられている部分が大きい。 本実装活動では、エビデンスに基づいて作成したスクールソーシャルワーク事業の実施マニュアルをWebシステム化し、自治体に提案することを通して、支援を必要とする子どもや家庭に対してSSWerが効果的に関与できる体制を整備する。6地域への実装を足掛かりとし、関係者や日本社会福祉士養成校協会と連携しながら、学校を中心とした子ども・家庭の支援モデルを全国規模で展開していくことを目指す。
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