遷移金属元素の価数に着目した鉄系酸化物磁石の実用材周辺の基礎科学とその高性能化に向けた物質設計指針の提案
体系的番号 |
JPMJSK1420 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSK1420 |
研究責任者 |
中村 裕之 京都大学, 工学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2014 – 2016
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概要 | フェライト磁石では母物質の鉄原子の一部をコバルトに置換することで性能を高めていますが、従来の常識と異なり、鉄やコバルトの価数が不安定で、そのことが磁石の性能に深く関わっている可能性があります。本研究ではコバルト置換磁石の鉄・コバルトの価数を実験的に明らかにするとともに、価数を積極的に制御することで磁石の性能を向上できないか検証します。その結果を前提に、産学共創の場を活用して、高機能鉄系酸化物磁石の開発を目指します。
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研究領域 | 革新的次世代高性能磁石創製の指針構築 |