体系的番号 |
JPMJRX1493 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJRX1493 |
研究代表者 |
羽山 伸一 日本獣医生命科学大学, 獣医学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2014 – 2017
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概要 | 日本では、災害時における動物の救助や医療の体制や研究が未発達なため、先の東日本大震災においても、被災動物との同行避難が困難となった結果、野生化や過剰繁殖といった事態も発生し、人間にとっても公衆衛生や精神衛生面における悪化などが深刻化した。災害時の動物医療体制を整備することは、動物の健康や福祉向上効果だけでなく、人の安全確保と環境保全を担う大きな役割がある。 本プロジェクトは、災害時の動物医療体制の確立を目指す我が国初の試みであり、東日本大震災での被災地域の経験や対策先進地域である米国での現地調査結果をふまえ、首都直下型地震を想定した「災害時に派遣する動物医療支援チームの育成と組織化」および「動物シェルターにおける適正飼育の推進」を実現させる。
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研究領域 | コミュニティがつなぐ安全・安心な都市・地域の創造 |