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災害マネジメントに活かす島しょのコミュニティレジリエンスの知の創出

研究課題

戦略的な研究開発の推進 社会技術研究開発事業

体系的番号 JPMJRX1491
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJRX1491

研究代表者

岡村 純  日本赤十字九州国際看護大学, 看護学部, 教授

研究期間 (年度) 2014 – 2017
概要2005年福岡県西方沖地震で被災した玄界島は、甚大な被害にもかかわらず、住民が協力して2次災害防止と迅速な全島避難のために行動し、発災3週後には住民主体の復興計画を策定して、3年で帰島に至った。この復興過程は、厳しい自然環境のなかで漁業をともにしてきた住民同士のつながりと歴史文化が寄与している優れた災害復興事例と考えられる。 本プロジェクトは、玄界島住民の復興経験・復興過程を多角的に分析し、災害マネジメントに活かすことのできるコミュニティレジリエンスの知として抽出し、この知を宗像市地島において住民とともに活用・検証することで、より多くの島しょに応用可能なコミュニティレジリエンスの知を創出することを目的とする。本研究ではコミュニティレジリエンスの知を、コミュニティが歴史文化として創り上げ、柔軟に変化させてきた暗黙の社会的ルールと暫定的に定義する。この知をほかの島しょを始め各所で活用できるようにすることで、災害に強いコミュニティを育成することが可能となる。
研究領域コミュニティがつなぐ安全・安心な都市・地域の創造

報告書

(1件)
  • 2017 終了報告書 ( PDF )

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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