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聴覚障害高校生への遠隔パソコン文字通訳での授業支援

研究課題

戦略的な研究開発の推進 社会技術研究開発事業

体系的番号 JPMJRX14A2
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJRX14A2

研究代表者

玉田 雅己  特定非営利活動法人バイリンガル・バイカルチュラルろう教育センター, 本部, その他

研究期間 (年度) 2014 – 2017
概要筑波技術大学が開発中の情報保障システムT-TACcaptionを使って、遠隔によるパソコン文字通訳を行う。これは、教員の声を聴覚障害生徒のスマホから文字通訳者に送り、文字通訳者の連携入力によって教員の話しを文字に変え、生徒のスマホに表示させるというものである。従来のモバイル型遠隔情報保障システムと大きく違うところは、利用者、文字通訳者とも特別な準備が必要なく、操作が簡単であること。音声取得用の専用回線も不要のため、生徒はスマホにインストールしたアプリを起動するだけで文字情報を見ることができる。また、文字通訳者は安定したインターネット環境下でT-TACcaptionのURLにアクススするとすぐに支援が開始できる。本システムは、大きく2つのシステムで構成している。情報保障機能として(a)遠隔情報保障システム(T-TAC Caption)、運用機能として(b)遠隔運用支援システム(pcmoji.bbed.org)から構成されている。(a)遠隔情報保障システム(T-TAC Caption)は、筑波技術大学が研究開発中の文字通訳者が在宅入力可能とした情報保障システムで、先行のモバイル型遠隔情報保障システムのノウハウを継承している。(b)遠隔運用支援システム(pcmoji.bbed.org)は、分散した文字通訳者と生徒の円滑な情報共有のため、国立情報学研究所が開発した基盤(NetCommons)を活用し、開発コストの低減を図っている
研究領域研究開発成果実装支援プログラム(公募型)

報告書

(1件)
  • 2017 終了報告書 ( PDF )

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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