1. 前のページに戻る

新規バイオマーカー群を用いた糖尿病リスクの早期検出の実用化

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 吉田 康一  独立行政法人産業技術総合研究所, その他部局等, 研究員
研究期間 (年度) 2014 – 2015
概要糖尿病リスクマーカーとして、空腹時の10,12 - (ZE) - HODE、レプチン、アディポネクチン、インスリンを見出し、耐糖能とインスリン抵抗性の同時判定が可能な糖尿病リスク評価モデルを開発している。本研究はそのモデルの検証を目的とし、人間ドック受診者101名に対してコフォート試験を実施した。4種の各マーカーは糖負荷後の血糖値60分、血糖値120分、インスリン抵抗性指標に有意(p<0.05)に相関し、それら複合マーカーとして糖尿病リスク検出に有用であることを検証した。糖尿病リスク評価モデルは耐糖能;感度98%、特異度100%、インスリン抵抗性は感度98%、特異度99%を達成した。本研究は、論文2報(国際誌)、国内学会2件、展示会1件に成果発表した。今後、コフォート試験を継続実施し、実用化へ向けてデータの蓄積を行う。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-01-06   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst