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鉛中毒の診断に有効な新規酵素の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 杉森 大助  福島大学, 共生システム理工学類, 教授
研究期間 (年度) 2014 – 2015
概要鉛中毒の診断に有効なアミノトランスフェラーゼの遺伝子を特定し、組換え生産法と分析対象アミノ酸の定量法の確立を目標として研究を実施した。研究当初、市販酵素を用いた比色法で酵素精製(酵素の追跡)を行い、酵素遺伝子の取得、組換え発現を鋭意検討した。ところが、市販酵素の純度が低く、目的外の反応が生じたために、目的とは異なる酵素遺伝子を取得してしまったことが判明した。そこで、直ちに市販酵素に代わる酵素を探索し、その結果、本研究に適した酵素を特定した。さらに、HPLC分析法を併用することで、確実に目的酵素活性を測定する方法を設定することができた。現在、急ピッチで目的酵素の精製を進め、次年度中には出願したいと考えている。さらに、本酵素の開発に明るい見通しが出てきたため、某メーカーと共同研究を進めることになった。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-01-06   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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