液体燃料、潤滑剤の効率的利用のための非接触型液体濃度センサの開発
研究責任者 |
安部 隆 新潟大学, 自然科学系, 教授
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研究期間 (年度) |
2014 – 2015
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概要 | 本研究では、機械システムを効率的かつ持続的に運用するための燃料や潤滑油などの濃度や劣化状態を非接触でモニタリングするセンサの開発を実施した。申請時の目標であるエネルギーキャリア(有機ハイドライド)の濃度測定、機械システムの自動化に必要な油の劣化状態、切削油の濃度変化を、非接触でかつ高感度で測定する技術を獲得するとともに、一般的な液体、粉体および固体状の測定対象の誘電性および導電性を複合的に解析するケミカルコンボセンサの手法も考案した。さらに、パイプラインやコンクリート構造体のような実用上で重要な大きなサイズの測定対象を高安定で非接触センシングを可能とする回路技術の考案と実証にも成功した。
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