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植物由来の免疫活性糖鎖を利用した免疫調節薬剤の開発と応用

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 木村 吉伸  岡山大学, 環境生命科学研究科, 教授
研究期間 (年度) 2014 – 2015
概要本研究では,機能性糖鎖を利用した抗アレルギー薬剤開発の一端として,抗原性糖鎖を多価に結合した新規糖鎖ポリマーを合成するとともに,それらの細胞性免疫活性解析を目的とした。銀杏種子貯蔵糖タンパク質,インゲン豆貯蔵タンパク質,ニワトリ卵黄糖ペプチドからAsn-糖鎖を精製後, L-PGAに多価結合させることで新規人工糖鎖ポリマーの合成に成功した。これらの内,植物抗原性糖鎖ポリマーが樹状細胞のCD80/86発現を亢進し,T細胞活性化を促進することを見出したため,今後は人工糖鎖ポリマーによる自然免疫系や細胞免疫系の制御作用をより詳細に解析することで,糖鎖薬剤開発に向けた基盤整備を行っていく。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-01-06   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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