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界面ナノ構造制御による超高輝度かつ超長寿命OLEDディスプレイの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 皆川 正寛  長岡工業高等専門学校, 電子制御工学科, 准教授
研究期間 (年度) 2014 – 2015
概要有機ヘテロ界面混合による長寿命化メカニズムの解明,およびホモ接合型有機EL素子にさらに界面混合技術を適用した新規素子を作製して高発光効率化かつ長寿命化の検討を行った。 有機ヘテロ界面構造を変えた際の寿命特性と変位電流の関係から,界面を混合することにより連続駆動に伴う素子内の蓄積キャリア量の経時的変化が小さくなるため寿命特性が改善されることを明らかにした。また,界面混合型有機EL素子にホモ接合技術を適用することで, 1000mA/cm2時の発光効率を発光開始時の効率に対し85%まで改善できる(従来素子は76%まで低下)ことを明らかにした。しかし,寿命特性は評価継続中のため,長寿命化の効果を検証できていない。今後,寿命特性評価を進めた上で,高輝度ディスプレイの試作を行っていく。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-01-06   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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