リアルタイム・センシング可能な廃プラスチック遠心分離機の基礎開発
研究責任者 |
武居 昌宏 千葉大学, 大学院工学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2014 – 2015
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概要 | 現在まで、廃プラスチックの分離技術が未熟で、遠心分離機の回転制御が顕著に難しく、高純度の再生樹脂の製造が困難であり、全廃棄量の50%の廃プラスチックしか再利用されていない。それを解決するために、本研究では、遠心分離機内のプラスチックの堆積層厚さのリアルタイム・センシングの確立を行った。具体的には、プロセス・トモグラフィー(PT)センサを無線化し、回転する模擬遠心分離機内において、回転数ω、初期粒子相厚さhp、測定断面位置zmの3つのパラメータを変化させて、交流測定周波数を用いて非接触計測し、堆積層厚さを求めることのできるリアルタイム・センシングを実現した。
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