1. 前のページに戻る

自走型磁気アクチュエータによる新たな配管内搬送システムの構築

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 矢口 博之  東北学院大学, 工学部, 教授
研究期間 (年度) 2014 – 2015
概要本研究では,電磁力とメカニカルな振動を組み合わせた振動利用型ケーブルレス電磁アクチュエータの開発に取組んだ.まず,最初にアクチュエータ本体のサイズ(重量)の最適化を行うために,簡単な磁気回路で構成される4種類のアクチュエータを試作し,本体サイズの最適化をはかった.得られた結果を基に新たな磁気回路を搭載し,サイズが最適化されたアクチュエータを試作し,その走行特性を測定した.更に,本体に電気ブラシを取付け,配管に電力を供給することで高速走行を可能とするケーブルレス型アクチュエータについての検討を行った.推進特性については,群化の問題など改善の余地が残されているとはいえ,電気ブラシを用いた電力供給法を用いたケーブルレスによる管内走行の手法は,完全に確立することができた.また,輸送物の取付け方法については,研究途上で荷室の接着等に関して新たな課題が発生し,これ等を解決するためには磁気ばねを用いたクッション形式などの検討が必要となった.

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-01-06   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst