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小麦ペプチドの消化管ホルモン分泌促進作用を活用した糖尿病予防・治療食品の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 津田 孝範  中部大学, 応用生物学部, 教授
研究期間 (年度) 2014 – 2015
概要本研究は、インスリン濃度を高める消化管ホルモンGLP-1の分泌を促す小麦タンパク質加水分解物からその成分(ペプチド)を見出し、これを活用するために経口摂取での有効性を確認することである。その結果、有効成分の単離・アミノ酸配列の同定には至らなかったが、活性画分のアミノ酸、分子量組成からの特性を明らかにできた。さらに活性画分の動物個体での効果を検証した結果、単離活性成分を用いなくても強力なGLP-1分泌の促進作用とこれによるインスリン分泌刺激、血糖値上昇の抑制作用を立証できた。今後はヒト介入試験での効果検証、活性画分の食品への添加方法等を検討し、実用化を進める。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-01-06   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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