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全二重通信可能なリレーを用いた協力通信の実装からの理論展開

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 石井 光治  香川大学, 工学部, 講師
研究期間 (年度) 2014 – 2015
概要本研究では、全二重通信を実装・評価し、実装により明らかになった技術的問題点を理論へフィードバックし、さらに全二重通信可能なリレーを用いた協力通信のより現実的な設計を行った。全二重通信を実現するためのアナログ領域自己干渉除去(抑制)方法として、a)アンテナ領域自己干渉除去、2)サーキュレータを用いた全二重通信、の2方式を実装した。アンテナ領域自己干渉除去は干渉除去用のRF回路、アンテナが必要であり、かつアンテナ素子配置誤差と設定周波数のずれが性能に大きく依存する。一方、サーキュレータを用いた場合は自己信号の漏洩が発生することを実証した。また実装による知見を全二重通信方式に取り入れ設計した場合においても、全二重通信による効果が非常に大きいことを示した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-01-06   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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