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交流インピーダンス法を用いたコンクリート構造物の非破壊検査 による塩分濃度推定

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 小林 宏一郎  岩手大学, 工学部, 准教授
研究期間 (年度) 2014 – 2015
概要鉄筋コンクリート構造物の塩害を評価するため、コンクリート内塩化物濃度の非破壊検査装置の開発を行った。実用化へ向けた従来の2つの問題点の解決を行った。1 つ目は、深さ方向で塩化物濃度が異なる時の評価と測定時間の短縮である。2 つの電極間距離におけるインピーダンスの傾き(差分)を用いることによって、深さ方向の塩化物濃度の差を評価可能とした。また、評価値を1つの周波数に限定することによって、測定時間を従来の150 秒から10 秒以内に短縮した。2つ目は、構造物の側面や下面で測定可能な測定治具の開発である。作成した測定治具により従来の方法と比較して、誤差1%以内となり、実構造物での利用を可能とした。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-01-06   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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