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マルベリー成分の代謝予測型分子変換による新しい光老化防止剤の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 二瓶 賢一  宇都宮大学, 農学部, 准教授
研究期間 (年度) 2014 – 2015
概要マルベリー(クワの実)は,植物ポリフェノールの宝庫である.それらの中でもレスベラトロールの誘導体であるオキシレスベラトロールは,強力なチロシナーゼ阻害活性を示し,皮膚の老化防止剤開発のリード分子として有望である.しかしながら,その構造中には光に不安定なスチルベン骨格が含まれ,皮膚上での分解が懸念される.本研究では,生体内におけるオキシレスベラトロールの代謝経路から予測される中間体の化学合成を行った.チロシナーゼを用いて,得られた化合物の阻害活性を評価したところ,それらは代表的なチロシナーゼ阻害剤であるコウジ酸に匹敵する活性を示すことが明らかになった.

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-01-06   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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