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体内ロボット用 自走機構および非接触給電システムの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 水野 勉  信州大学, 学術研究院工学系, 教授
研究期間 (年度) 2014 – 2015
概要(1)電力伝送 身体に与える負担の少ない医療デバイスとして体内ロボットの研究が盛んに行われており、そのエネルギー供給方法として非接触エネルギー伝送技術が有力視されている。そこで本研究では磁性めっき線を用いることにより, 30 mW 以上の電力を供給可能なことを実証した。しかし,電磁波曝露に関するガイドライン(ICNIRP)に準拠して,電界分布のさらなる低減が必要である。 (2)自走機構 カプセル内視鏡の体内での移動は人体の蠕動運動に依存するために,診察時間の短縮のためにも自走機構が求められている。そこで本研究ではカプセル内部に永久磁石を挿入して外部コイルからカプセルを振動させて磁気吸引力により推進する方式を実証し、20 mm/sの推進速度が得られた。 今後,科研や日本医療研究開発機構などの公募に応募するとともに,消化管内科の医師やカプセル内視鏡メーカなどから情報提供を得て研究を推進する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-01-06   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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