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On-site 水中対向衝突処理により得られるシランカップリング剤・疎水性付与セルロースナノファイバーと疎水性樹脂との均一ナノ複合化

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 近藤 哲男  九州大学, 農学研究院, 教授
研究期間 (年度) 2014 – 2015
概要研究代表者が提案した水中カウンターコリジョン(ACC)法により製造されたセルロースナノファイバー(CNF)は、現在関連企業によりサンプル販売、市場開発まで至っている。本研究は、ACC法の特徴である疎水性付与CNF表面をシランカップリング剤で活性化させた相溶性CNFマトリクス創製を目指した。次いで、この活性化CNFマト リクスと水性樹脂とを均一ナノ複合化させ、通常の水性樹脂単独の強度を凌ぐ複合材料が調製された。本プロセスは、化学処理をせずCNFと他の樹脂との複合化を容易にさせ種々の高強度複合材料が得られるため、市場の拡大に貢献することが期待される。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-01-06   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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