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乳酸菌ゲノムDNAからの免疫抑制型オリゴ核酸の探索

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 下里 剛士  信州大学, 学術研究院農学系, 准教授
研究期間 (年度) 2014 – 2015
概要オリゴ核酸(ODN)とは、約20塩基のDNA断片であり、含まれる塩基配列によって「免疫増強」と「免疫抑制」という、相反する免疫機能を発揮する。しかし、乳酸菌ゲノムから免疫抑制型ODN(inhibitory ODN, iODN)は未だ報告がない。そこで本課題では、生体内におけるODN安定化2次構造解析法に基づき設計した乳酸菌ゲノムDNA由来iODN候補50種類について、マウス脾臓細胞培養系におけるスクリーニング試験を実施した。試験の結果、乳酸菌ゲノムDNAからiODN配列を見いだした。さらに、免疫増強効果を相乗的に高めるシナジスティックODN(synergistic ODN, sODNと命名)を発見した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-01-06   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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