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光ファイバーによる高感度指から皮膚ガスアルコールセンサーの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 LI OiLun  名古屋大学, グリーンモビリティ連携研究センター, 講師
研究期間 (年度) 2014 – 2015
概要従来の半導体センサーは飲酒検査に有効なアルコール検知器として、呼気からppmレベルの感度を達成しているが、アルコール以外のガスに対しても反応するため、選択性が低いこと、さらに、吹き込み口の衛生面の問題点がある。これらの問題点を解決するため、指から排出される検出感度1ppmのアルコールを検知可能なエバネッセント波を利用した光ファイバーガスセンサーを開発した。本研究では、アルコール分子認識材料として、TSPP(Tetrakis(4-sulfophenyl)porphyrin)及びZnOナノ粒子を光ファイバー表面に成膜することで、ガス選択性及び感度増強を実現する。さらに、安価なLED, Siフォトダイオードのアンプ回路を組み合わせたセンシングデバイスの作製により、アルコール感度1 ppm、応答時間1-3秒、信頼性の高い非侵襲な携帯型(サイズ20cm2)アルコールセンサーを数千円程度で提供する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-01-06   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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