非侵襲近赤外線計測による新規体内脂肪代謝リアルタイムモニタの開発
研究責任者 |
安西 尚彦 獨協医科大学, 医学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2014 – 2015
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概要 | 「ケトン体」と病態変動の関係を探るための、経時変化を追跡可能な体外からの非侵襲的なケトン体計測機器が「ケトン体」の新たな役割の解明に必要と考え、近赤外光計測による血中ケトン体の計測装置野プロトタイプの開発を行なった。結果、研究開発の期間中に、①ケトン体特異的吸光波長の精密な計測を行い、②上記波長を用いた近赤外光波長可変レーザーを用いた光計測装置のプロトタイプの作製を行なった。更に、③同機を用いた生体模擬試料中のケトン体濃度計測を試みた。結果、作製したプロトタイプを用いて、生体計測を行なうためには、現在の約10~100倍の感度を達成する必要があると考えられ、今後、改良を進める。
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