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糸球体基底膜特異的へパラン硫酸欠損マウスの作成ならびに同マウスを用いた糖尿病性腎症新規治療法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 菅原 明  東北大学, 医学系研究科, 教授
研究期間 (年度) 2014 – 2015
概要本邦においては糖尿病性腎症患者数が急増しており、その病態解明・新規創薬が急務である。糖尿病性腎症の発症・進展においては、尿中アルブミン増加が重要な役割を果たしている。その原因として糸球体基底膜のへパラン硫酸が構成するチャージ・バリア機構の障害が想定されているが、未だ本仮説の証明はなされていない。今回我々はCre-loxPシステムを用いて糸球体基底膜特異的なヘパラン硫酸欠損マウスを作成した後に、同マウスをストレプトゾトシン(STZ)投与にて糖尿病に罹患させることにより、チャージ・バリア機構が障害された新規糖尿病性腎症モデルマウスを作成した。現在、同マウスを用いた糖尿病性腎症の病態解明を進めており、今後の新規創薬へと結び付けたい

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-01-06   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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