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省エネ軸受の安全・安心な運転を保証する超音波マルチ潤滑診断技術

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 竹内 彰敏  高知工科大学, 工学部, 教授
研究期間 (年度) 2014 – 2015
概要転がり軸受のハウジングと外輪の界面と,外輪と玉の界面から反射する超音波エコーの関係から求まる,閉曲線の形状や面積の経時変化は,運転者が潤滑状況を容易に判断できる指標と成り得ること,また,後者エコーから推定した潤滑剤の音響的性質の推移を併せて考慮することにより,潤滑膜の形成状態や枯渇過程での潤滑油の性状変化等の評価ができることを明らかにした.さらに,ハウジングを持たない軸受系であっても,接触部入口と出口の2箇所の超音波観測により,それら診断が可能なことを示し,異なる長さの遅延材を設けた2つの縦波振動子を持つ同時観測用複合探触子を製作して,実用レベルでの,本潤滑診断技術の可能性を確認した.

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-01-06   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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