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菌床椎茸における植氷凍結を利用したナガマドキノコバエの防除技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 泉 洋平  島根大学, 生物資源科学部, 助教
研究期間 (年度) 2014 – 2015
概要菌床シイタケ栽培の害虫であるナガマドキノコバエを、植氷凍結により防除するという新規防除技術の開発に取り組んだ。菌床であっても吸水させれば、-2℃処理においてナガマドキノコバエに植氷凍結を誘導できることを明らかにした。吸水させた菌床を-2℃で処理した後の子実体(キノコ)の発生能力は,5時間程度の処理であるなら、無処理のものと差が無いと示唆された。これらの結果から、今後、大規模実証試験を行い、防除効果と収穫量の関係から最適な処理時間を求めることにより、植氷凍結を用いたナガマドキノコバエ新規防除技術が可能になると考えられる。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-01-06   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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