アルミ電解コンデンサ向け高機能新規多塩基酸の実製造に向けた反応機構の解析
研究責任者 |
清水 真 三重大学, 工学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2014 – 2015
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概要 | パワエレ装置の重要電子部品として、アルミ電解コンデンサがある。このアルミ電解コンデンサの性能は、その構成要素である電解質に支配されていると考えて良い。申請者は、研究ラボレベルで耐圧750Vの目処をたてたが、その量産化技術の確立に課題を残していた。具体的には、基本的合成反応のメカニズムの解析とそれに基づく低コスト化プロセスの構築である。本研究では耐圧750V以上を実現する多塩基酸の量産化製造技術の構築に向け、反応機構の解明、それを受けての低コスト・効率的なプロセスの開発を検討した。その結果、各種問題点を詳細に解析し、その幾つかの解決法を提案することができた。
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