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トキソプラズマの潜伏感染に対して抑制能力のある薬剤の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 加藤 健太郎  帯広畜産大学, 原虫病研究センター, 特任准教授
研究期間 (年度) 2014 – 2015
概要畜産動物に対するトキソプラズマ薬では病態を引き起こす急性感染虫体を潜伏感染虫体へと移行させるだけで根本的な駆虫に至らないため、トキソプラズマの感染源となる食肉中の潜伏感染虫体を防除できる方策を確立する必要性がある。本研究の目標は、トキソプラズマの感染源となる潜伏感染を阻害できる薬剤の同定を行うことである。多検体で高感度に原虫の潜伏感染状態と増殖を評価できる系を確立し、公的化合物ライブラリを用いて栄養型虫体の増殖を抑える薬剤のスクリーニングに成功した。さらに、得られた薬剤について宿主細胞への毒性試験も行った。しぼられた薬剤シーズ、数十種について潜伏感染への影響等の薬効解析を行った後、技術移転を目指す。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-01-06   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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