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銀活性ガラスの青色蛍光を用いた放射線イメージ検出システムの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 黒堀 利夫  金沢大学, 人間科学系, 教授
研究期間 (年度) 2014 – 2015
概要本研究では放射線照射した銀活性リン酸塩ガラスに紫外(UV)光刺激を与えることによって発せられるラジオフォトルミネッセンス(RPL)現象を用いたガラス蛍光検出器の開発を行った。同じ材料成分,同じルミネッセンス現象を用いて線量のみならず二次元,三次元の線量分布の再構築も可能であることが実証された。さらに,従来から用いられてきたマイクロ秒の蛍光寿命を有するオレンジRPLの代替として,ナノ秒の蛍光寿命を有し,さらに読取前の“プレヒート”工程が不要な青色RPLの新たな導入により,高速UV励起に追従可能で高い信号強度が得られる検出器となることも実証された。これらの結果から,今後青色RPLを用いたリアルタイム線量検出器の構築と評価ならびに新たな知的財産権の獲得を目指す。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-01-06   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-07-16  

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