安全で簡便な誤嚥性肺炎予防のための自動嚥下機能評価訓練システムの開発
研究責任者 |
櫻井 直樹 新潟大学, 医歯学系, 助教
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研究期間 (年度) |
2014 – 2015
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概要 | 嚥下診断の基礎研究として、正常者のピエゾセンサーの嚥下時の波形パターンとVFで観察した舌骨移動パターンに関連があることを報告した。また、ピエゾセンサーからの嚥下時の出力電圧から嚥下運動を推定する試作機にて、頸部皮膚が厚い被験者では、嚥下の検出率が低下することも報告した。これらの結果を踏まえ、在宅高齢者に使用可能な小型で携帯可能なピエゾセンサーを用いた嚥下機能評価装置の試作機を作成した。この試作機は嚥下障害スクリーニングテストのRSSTを自動計測し、結果を保存、PCに取り込み後に専門医にRSSTデータを送信可能なシステムとして開発し、実証実験を行った。今後、製品化を目指して試作機改良予定である。
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