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並列処理に基づく高効率な液体クロマトグラフィー-質量分析法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 北川 慎也  名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授
研究期間 (年度) 2014 – 2015
概要複数液体クロマトグラフ-シングル質量分析システムを実現するための、小型識別信号付与デバイスの開発を行った。開発したデバイスは小型であり既存の質量分析装置と組み合わせることが可能であるが、識別信号の安定性にはまだ若干の問題があり今後さらなる改良が必要である。また、信号が付与されたデータから元のクロマトグラムを復元するための信号処理方法の開発を行った。実信号に適応したところ、元のクロマトグラムとほぼ同一の結果を復元することに成功した。定量性についても検討を行ったところ、従来法と比較して若干のばらつきの増大がみられたが、十分な直線性のある検量線を得ることに成功した。今後、さらなる機器・方法の開発・改善を行うとともに、有効な応用例の開発を進めていきたいと考えている。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-01-06   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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