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金属3Dプリンターによる製品製造実現にむけた集合組織形成の抑制技術

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 渡邉 義見  名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授
研究期間 (年度) 2014 – 2015
概要粉末床溶融型を始めとした金属積層造形技術(金属3Dプリンター)は,逐次レーザー等によって金属原料粉を溶解・凝固させることにより構造を得ている.この溶融・凝固は逐次過程であり,一方向に凝固が進むため,通常の部材とは異なる集合組織を持つ異方性材料となる.このような異方性組織、集合組織は構造材製品化への展開に対し一つの阻害要因となり得る.そこで,この溶解・凝固の過程を検討し,集合組織形成の抑制が可能かに関し,チタン合金粉末を用いて調査した.その結果,開発したチタン合金粉末を用いることにより,3D造形性が向上し,集合組織の形成抑制が可能であることが示せた.本手法で製造した造形物は,従来材で製造したものに比べ,高い強度を有することが予想される.

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-01-06   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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