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甲状腺診断用高分解能小型ガンマカメラの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 山本 誠一  名古屋大学, 医学系研究科(保健), 教授
研究期間 (年度) 2014 – 2015
概要核医学内用療法における、ヨウ素131(I-131:ガンマ線エネルギー:364keV)の分布を高分解能で画像化するための高エネルギーガンマカメラシステムの開発を行った。システムのガンマ線位置検出器は、発光量が多く高密度なシンチレータであるGAGGとGFAGを深さ方向に2層配置し,シリコンフォトマル(SiPM)アレーに光学結合することで構成した。GAGGとGFAGの2層の弁別には、シンチレータの減衰時間の違いを利用した。さらに開発したガンマ線位置検出器をタングステン遮蔽容器に入れ、ピンホールコリメータを装着することにより、ガンマカメラシステムを実現した。開発したガンマカメラシステムは厚さの薄いSiPMを光センサーに用いることにより、大幅な軽量化を実現できた。今後、実用性を向上させるため、産学共同に向けた研究開発を継続していく 。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-01-06   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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