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微細インプリント両面加工を用いた燃料電池の高性能化

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 津守 不二夫  九州大学, 工学研究院, 准教授
研究期間 (年度) 2014 – 2015
概要当初の計画に沿って開発を進め,燃料電池試験用のテストセルを完成するプロセスが完成した.中核部となる電解質薄層セラミックス部位として,波状のパターンを施した厚さ約50 μmの構造を有しつつ,この脆弱な部分を取り囲むように強固な支持構造をとりつけ,同時に焼成することができた. 開発中におきた問題としては,電解質層が完全に緻密とならなかったことである.これは,水素透過試験の結果判明し,現在は焼結条件の見直しが完了したところである.水素透過は問題であるが,この結果は発電実験時の酸素イオンの拡散量の見積りに利用できる.この見積りでは酸素イオンが従来の2倍以上の透過量となることが示された.今年度中に実際の発電試験結果が報告できる予定である.

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-01-06   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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