超解像技術を用いた骨間距離測定による関節リウマチの客観評価システムの開発
研究責任者 |
後藤 富朗 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教
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研究期間 (年度) |
2014 – 2015
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概要 | 本課題では、医師の負担軽減および客観評価指標の導入を目的として関節リウマチ患者の病状進行過程を評価するシステムの開発を行った。開発システムでは、レントゲン画像を超解像技術により拡大して最適化することでレントゲン画像を高画質化し、その画像に対して数点のマーキング操作を行い、カーブフィッティングを用いることで半自動的に骨間距離を測定することが可能となる。また、本システムの有効性を確認するために、3Dプリンタを用いて関節を模擬したモデルを作成し、そのモデルをレントゲン撮影し、得られた画像に対して距離測定システムを用いて評価を行った。その結果、高精度に測定できることを確認した。
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