光飛行時間型距離撮像デバイスによる非接触3次元スキャナの開発
研究責任者 |
安富 啓太 静岡大学, 電子工学研究所, 助教
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研究期間 (年度) |
2014 – 2015
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概要 | 本研究課題では、高距離分解能TOF距離イメージセンサによって、超小型かつ高速化が容易な新たな非接触3次元スキャナの実現に向けて、距離分解能300μm以上の第一試作機を開発した。これまでの光学定盤上で行っていたセンサ素子評価系から、距離センサ、短パルスレーザ等を一体化したTOF型3次元スキャナの構築した。目標とした距離分解能300μmのは達成出来ており、フレーム平均を行うことで更に距離分解能を高めることが出来ることがわかった。ハーフミラーを介さない非同軸系の光学系と繰り返し周波数の向上により、基準球の3次元データの取得に成功した。TOF型3次元スキャナの実用化に向けて、今後は更なる距離分解能の高いTOF距離イメージセンサを開発する。
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