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放射性有機廃液がゼロとなる新型トリチウム測定器の試作開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 古田 悦子  お茶の水女子大学, 大学院人間文化創成科学研究科, 講師
研究期間 (年度) 2014 – 2015
概要申請当初の予定通り、手持ちの光検出試作器の改造を行い、プラスチックシンチレータペレットを用いたトリチウム水の測定を可能とする検出器を作成した。予定とは異なり、容器の材質として用いることができたものは石英とアクリルであった。蓋部分の溝切が不可能とされた石英容器も、張り合わせにより作成するアクリル容器も、気化したトリチウム水のリークを抑えることができなかった。また、容器の構造も不適切だったのか、従来の円柱形バイアルほどの計数効率を得ることができなかった。これらは試作してみて得られた貴重なデータであり、今後は、テフロン製でのノーリークな容器の作成を試みるとともに、容器形状を円柱形として測定可能な試作器の作成を検討する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-01-06   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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