製紙スラッジ焼却灰と微細セルロース繊維を利用した複合材料の開発
研究責任者 |
伊佐 亜希子 愛媛大学, 社会連携推進機構, 助教
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研究期間 (年度) |
2014 – 2015
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概要 | 本研究では、製紙スラッジ焼却灰(PS灰)とナノセルロース(NC)を混練し粉末状にした2種類のフィラー(水熱処理あり・なし)を調製し、このフィラーを樹脂(PP)と混練し射出成型体を作製した。その結果、簡易な乾燥処理でNCが均一分散したフィラーが作製できること、水熱処理によりトバモライトが生成すること、樹脂の比率の半分をPS灰+NCフィラーに置き換えた成型体の曲げ強度は、従来の樹脂の強度を保持したまま、かつ耐熱性が向上することがわかった。さらに、水熱処理を加えたフィラーを添加した樹脂成型体には、金属様の光沢が付与され、質感のある素材として利用できる可能性があることがわかった。
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